「トイレが近くて困っています」という会社員の男性。

おそらく過活動膀胱、つまり頻尿かと思って調べたのですが、全くそのような反応はありません。

どうやら、水分を多く取るために、トイレに行く回数が多いようなんです。

 

ということは、そのあたりに問題があるようですね。

なので、水の取り方に問題があるのではと、お話を伺ってみました。

 

「凄く水を飲むんですよ。それだったんですか!

でも、とても喉が渇くので、どうしても飲んでしまうんですが・・・」

 

つまり、トイレが近いのは、喉が渇くからだったんですね。

そこで、喉が渇く理由を調べました。

 

出てきたのは、会社に対する不満です。

その不満が喉の渇きを作り出し、それを補うために水を大量に飲んでいたという事でした。

 

この症状は喉に出ていたわけですが、喉というのも理由があります。

経験上、「言いたいけど言えない」、あるいは「分かってもらえない」というストレスは、喉に出ることが結構あります。

この方の場合は「喉の渇き」として症状化していましたが、人によっては「激しいイビキ」になる場合もあり、イビキが進むと「睡眠時無呼吸症候群」になっていた例もあります。

 

会社に対する不満を除去すると、喉の渇きに対する反応は消えていました。

ご自身は糖尿などを疑っている部分もあったそうなので、原因が解明され安心できたとの事でした。