紹介でいらした、20代男性のご相談です。
この方は自衛官をされていて、訓練中の事故で肩関節を脱臼され、その後脱臼癖がついてしまったそうです。
何かの拍子には度々肩が外れ、顔をしかめるしかないとの事でした。
調べてみると、脱臼した時の記憶に「どうしてこんなに痛いんだ!」という気持ちが、強く残っていました。
この感情は肩周辺の筋肉を弱めますから、関節を外れやすくしてしまいます。
早速、感情療法により、当時の感情に働きかけます。
「どうして!」という激しい気持ちを、この場で終わらせるわけです。
終わらせると、当時の感情が心から抜けるので、脱臼当時の痛み・怒りなどの記憶が消えます。
脱臼をした記憶はあるのですが、「リアル」ではなくなり、「完全に終わった事」と化すのです。
脱臼や捻挫は癖になりやすく、癖は記憶に対する感情が作り出します。
「私は足首を挫きやすい」等の思いは、足首周辺の筋肉を弱め、怪我をしやすくするのです。
今回の方は、これ以降の脱臼は起こらないとは言えませんが、癖はなくなったはずです。
これは風邪が治っても、また風邪を引くことはあるのと同じです。
怪我の癖に、お悩みではありませんか。
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