「学生時代、部活で捻挫をしてから、ずっと関節が固いんですよ」
ある男性のご相談です。
話によれば、足首の捻挫をしたのが5年前。
整骨院で治療、リハビリとを受けたのですが、関節の固さが残ったままだそうです。
整形外科の先生にも相談したのですが、保険の関係でこれ以上は治療できないとの事です。
保険外治療は厳しいし、明らかにおかしいので、何とかならないかというご相談でした。
このような症状は、「記憶の操作」が必要です。
ご本人の中で、「怪我をした状態が終わっていない」のが問題なのです。
ここで、例え話をします。
例えば小学生1年生が、お父さんから五百円玉を貰ったとします。
小一で五百円と言えば、そこそこ価値があります。
それだけ貰うと、嬉しいのではないかと思います。
お菓子とか、漫画なんかが買えますから。
なので突然貰うと嬉しいのです。
そこでお菓子を買おうとコンビニに入りました。
ところが、貰ったはずの五百円玉が、ポケットから見つかりません。
この子にとって、五百円は大金です。
しかし、いくら探してもとうとう見つかりませんでした。
お陰でとっても悔しい思いをしました。
なくした自分に、怒りも感じました。
しかし十年後、この子はまだ悔しいでしょうか?
実は殆どの場合、お金を亡くしたことは覚えていますが、悔しさや怒りは治まっています。
悔しさや怒りなど、その時の「気持ち」が収まっているので、本人の中では「終わったこと」になっています。
この「終わったこと」と言うのが重要なのです。
話を戻します。
捻挫はとても痛いです。
関節は痛く、動かすのは不可能になります。
この時のイメージが、本人にとってとても重要です。
「とても痛くて動かせない」というイメージです。
そしてそのイメージは、怪我の治りを妨げます。
完全な回復を、イメージによって防いでしまうのです。
治っていないので「終わったこと」に出来ないため、未だに怪我の状態が続いてしまう事になってしまいます。
捻挫や脱臼のイメージは抜けにくく、完治を阻害します。
イメージが抜けるまで、関節の動きや違和感が無くならないのです。
当館の感情療法は、それら痛みやイメージを変えます。
治療当時の状態から、その時を過去にした、完治した状態に変えてしまうのです。
イメージを変えてしまうと、肉体の状態も変わってしまいます。
怪我をしたのが本当に過去になり、以前調子が悪かったが、今は完治した状態に出来るのです。
お困りの方、ご相談ください。
あなたの古傷、完治できる事ならしておきましょう。