恥骨矯正に関するご相談は少なくありません。
その多くは患部の痛みや不快感と言うより、「恥骨が出っ張って見えて、格好悪い」というも話を多く聞きます。
「恥骨が出ている」と話す方は痩せ型の方が多く、水着や細身のパンツなどで、恥骨部分が目立つとお困りです。
だから、恥骨矯正ができるというカイロプラクティックや整体を探される訳ですね。
はっきり言いますと、「恥骨矯正なんて止めておけ」というのが本音です。
というのも本当の話、恥骨をグイグイ押すだけの、力任せの整体やカイロが多すぎるからです。
整体師やカイロプラクターって、マッサージは上手ですが、理論がない方が9割です。
「なぜこのように関節が歪んだのか」という疑問に、「あなたが悪いから」としか、答えられないのですね。
以前、当館にいらした女性から、カイロプラクティックで恥骨矯正を相談したところ、グイグイ恥骨を押されて、見た目は変わらないのに相当痛い思いをされたと聞きました。
本当は恥骨なんて、塊として見たとき、歪みようがないのが本当(恥骨結合は歪みます)なので、相当痛かったとお聞きしました。
恥骨の歪みというのは、正確には『恥骨結合の歪み』を指し、生理痛や冷え性を引き起こしたり、ヒップや太ももの筋肉が緩んで、太ももまわりが太く見えたりする影響があります。
ところが、矯正しようがなない両恥骨を無理に矯正しようとするなんて、無知とは何とも怖い話です。
では、恥骨が出て見える本当の原因は、何でしょうか。
それはズバリ、骨盤の前傾具合、つまり角度の問題なんですね。
正しい骨盤の角度とは、頭を高く保ち、おヘソ辺りをへこませ、背を高くする姿勢を取ると実現します。(試されると分かります)
単純に言えば、「背の一番高い姿勢」が正しい骨盤の角度をつくるのです。
骨盤の角度を、正しい姿勢を取った時のように整えられると、恥骨は目立たなくなります。
練習が必要な場合もありますが、多くの人は心がけだけでも、短時間であれば可能です。
ちなみにこの角度を整えるのは、正確には骨格矯正ではなく、ストレスやアレルギーの除去が必須となります。
つまり、「骨格の歪みを作り出しているのは、ストレスやアレルギーが原因となっていた」という事なんですね。
恥骨の出っ張りに恥骨矯正なんて、どう見ても不可能な話なんですが。
あなたは、定期的な骨格矯正を受けたりしていませんか?
「2週間に1回は、矯正したほうがいいですよ」とか、もっともらしい理由を付けられ、次回の予約を急かされたりして・・・・なんて全部ウソですよ! (永遠に施術を受ければ効果的ですが)
ストレスやアレルギーが原因の歪みなので、それらの解決がないと、永遠に矯正を受け続けなければならないのです。
経験上、事故や怪我など、何らかのアクシデントによる歪みは、骨格矯正が有効な場合もあるでしょう。
しかし、そうではない歪みは、99%以上でストレスやアレルギーが原因なんです。
逆に言えば、矯正が必要なのは1%ほどしかいない、となります。
ちなみに骨盤の角度を狂わせる感情として、
- こうなったら、どうしよう
- なんでこうなるの
などは多く見られます。
「もしそうなったらどうしよう!」とか、「なんでこうなるの!」など恐れの感情は、骨盤の角度を狂わせやすいのです。
当館の施術は、それらの悩みに、すべて対応しています。
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