カルテの言葉を見ると、その人の性格が見える事があります。
まあ当館は、特別そういうのを見ている訳ですが。
カルテを見ていくと、
頑張らなきゃ
やらなきゃ
何とかしないと
の、オンパレードでした。
明らかに「頑張りすぎ」です。
体も壊すわけですね。
でもここに問題があります。
「頑張りすぎ」の自覚が無いのです。
「え、それって普通じゃないですか?」と言われます。
本人にとっては、極々普通の事なのです。
でも他人から見ると、かなり無理をしています。
ただ自覚が無いだけなのです。
そうすると、どうなるか?
そう。
体を壊します。
ストレスの影響で、体を壊すのです。
幸いこの方は若かったので、最悪の事態にはなっていませんでした。
こういう考え方、ストレスによる体を壊すような考え方を修正する為に、若者の体力があるのです。
上手いこと出来ていますね。
色々なことを失敗、修正、再構築して学び続け、歳を取ってから体力が落ちても、その体力で過ごせるように成長させます。
そして成長しないと、ストレスやその他の要因で体を壊します。
機嫌が良くできると長生きしやすく、いつも機嫌が悪いと病院通いになります。
そうなるように、なっているのです。
無理して頑張らないといけないのは、人生の中くらいまで、四十〜五十歳代位で卒業しましょう。
そうしないと、身体が持ちませんからね。
体の調子が悪いのを、年齢のせいにしてはいませんか?
それは全て、頑張りすぎかも知れません。