「花粉症って、春だからですかね」
以前、花粉症治療に来ていただいた、医療関係者からの言葉です。
これにつきましては、花粉症はほぼ年中あります、と言うのが答えになります。
年中、何らかの花粉が飛散しているからです。
では何故、春先になる花粉症が目立っているのでしょうか。
これは、「春は変化が多い時期」と言うのがポイントになります。
春と言えば卒業・進学・就職・移動・引っ越し等、生活上の変化がとても多くなりやすい時期です。
変化が多いという事は、「ストレスが多い」という事になります。
花粉症などの「アレルギー疾患」とは、ストレスを原因にして発症します。
大きすぎるストレスを、アレルゲンのせいにすることで、かかってしまうからです。
例えば「転勤」を例にとってみましょう。
転勤といえば、必ず「別れ」があります。
別れが楽しいという人は少ないと思います。
大体の方は、「残念」とか「悲しい」となるのではないでしょうか。
そしてその感情が大きすぎた時、事故が起きます。
自分ではどうしょうもない強い感情は、「責任転嫁」という作業をしてしまうからです。
つまり「あの人が転勤でいなくなるなんて、残念すぎる! チクショウ! これは〇〇のせいだ!」と責任を擦り付ける相手を探すのです。
ここで通常なら、会社のせいで、とか、上司のせいで、等となるところです。
ところがアレルギーになる人は、「この飛んでいる花粉のせいだ」と「体が判断してしまう」ということが起こります。
体の反応とは、心のような理論はありませんので、ご注意ください。
一度ストレスを花粉のせいにしてしまうと、その後、花粉が飛んでくるたびに拒絶反応が起きてしまいます。
つまり「花粉が飛んでくる」=「チクショウ!」になるわけです。
これが鼻炎などの花粉症の正体です。
けっして「体内の花粉の器が…」と言った類の話ではありません。
では花粉症を治すにはどうすればよいか。
それは花粉症になった時のストレスを取り除けば、花粉に反応する不理由がなくなるので、症状を出す理由がなくなる、となります。
花粉症でお困りの方は、希望を持ってご相談ください。
西宮市の健匠館は、過去10年以上、多くの花粉症完治者を世に送り出しています。