「私、恥骨が出ていて恥ずかしいんです」
若い女性からのご相談です。
スカートなら恥骨は目立ちませんが、細身のパンツスタイルで目立ち、水着なんてもってのほかだそうです。
今年は海に行かなくて済んだのですが、来年以降に彼氏でも出来たら、結婚して子供でも出来たらと思う度、心が重くなるそうです。
この女性は「恥骨の出っ張り」でお悩みですが、本当のところ気にするべきは「横から見た骨盤の角度」なんです。
恥骨を「人の横顔」として考えたとき、上を向くとアゴが出て見え、下を向くとアゴがへこんで見えるような感じです。
つまり「恥骨が出て見える」のは、横から見たときに顔を上に向けたように、恥骨が出たように見えるわけです。
だから恥骨の変形を正すのではなく、骨盤の角度が悪いので修正してやるのが正解です。
恥骨は見た目が変わるほど変形なんかしないし、するわけがないのが当たり前。
それを恥骨矯正と称して、勘違いしてる整体師やカイロプラクティックで恥骨をグイグイ力任せに押される話も聞きます。
知識不足も、恐ろしい話ですよね。
恥骨が出て見えるのですから、横から見た骨盤は上部が後ろに倒れて「後傾」している訳です。
正しい骨盤の角度は「前傾」ですから、そこを治すと良い訳ですね。
骨盤を前傾させるのは「腸腰筋」ですんで、その筋肉を強くします。
この筋肉に影響するのは「強い恐れ」の感情、「ああなったら、どうしよう!」なので、その恐怖感を消す必要がありました。
感情療法で「強い恐れ」を取り除くと、恥骨の出っ張りも消え、問題は解消しました。
恥骨の出っ張りは、心理的ストレスが原因なので、カウンセリングが必要なのです。
恥骨の出っ張りを解決するのは、ストレスを検査でき、解消する事です。
あなたの問題も、全てストレスから来ているのです。