恐らく子供の頃から鼻が詰まっていて、匂いが良く解らないという男性がいらっしゃいました。
慢性鼻炎かなと思ったのですが、そうでもないようです。
鼻づまりで多いのはストレスか、花粉症などのアレルギーが考えられます。
しかし年中なので、花粉症は考えにくいですね。
しかし今回の症状、アレルギーもストレスも関係ありませんでした。
なんと原因は、顎のズレだったんです。
顎関節のズレは、正中線を乱します。
正中線、つまり任脈の流れが乱れるわけです。
任脈の流れは呼吸器系に影響するのですが、今回はそれが「鼻」の症状となって現れていたわけですね。
という訳で今回は、顎関節の矯正を行いました。
矯正は座った状態で行われ、ちょっと顎を押す程度です。
術後は鼻もすっきり通り、芳香剤の香りもよく解るようになったそうです。
顎のズレって、なかなか影響力あるもんなんですね。