首が痛くて、上を向くことが出来ないとか、全く首が回らないというご相談があります。
多くの方は「寝違いだと思いますが・・・」とおっしゃいますが、実は違います。
朝起きたときはまだ動いていたけど、昼くらいになったら全く動かなくなった、激痛になったということもよく聞きますが、この原因はほぼストレスと見て間違いありません。
上を向けない症状で経験上一番多いケースは、菱形筋の異常による痛みです。
首の後ろ側から肩甲骨の内側にかけて、菱形筋という筋肉があります。
この筋肉がストレスで固くなって、痛みを出していることが非常に多いのです。
菱形筋は、肝臓とつながっています。
つまり肝臓に影響するような、何らかのストレス、あるいはアレルギーの存在が考えられるんですね。
肝臓に関係しそうなストレスを考えてみると、肝臓というのは「相手や状況を理解したい」という願望を持つ臓器ですから、肝臓がストレスを持つとすると、
- 相手を理解できない=何考えてるの! と怒る
- 状況を理解できない=どうなってんの! とイライラする
などの例がよくありますが、あるいは間接的に影響しそうなストレスとして
- 「邪魔するな!」
なんて気持ちも、よくみられます。
来館された方で、この症状がよく出ていたのは、お子さんを持つ主婦ですね。
パターン的には、子どもを激しく叱りつけたり喧嘩をしたところ、翌日の朝から違和感が出始め、昼過ぎには首が動かなくなるという流れが多かったように思います。
稀ですが、強い義務感や不安も、首を上に向けさせなくする事があります。
体には様々な感情が作用していますから、「上を向けなければ肝臓」というわけではなく、正しい判断ができるような検査が必要なのです。
数年前、頚椎ヘルニアと診断された70代の女性は、病院で
「上を向くと頚椎ヘルニアが悪化しますよ! 絶対に上を向かないように! 死にますよ!」
と脅され、全く上を向けなくなったケースがありました。
もちろん、当館の感情療法で完治されましたが・・・
日本人は「権威」に弱いですから、「お医者様」に「死ぬかもしれない」なんて脅されると、「存在しないはずの症状」が出てしまうことがあるわけですね。
ましてや高齢者にとって医師の言葉は「絶対」ですから、世間的には多くの症状が病院で作られているケースもよくあるのでしょう。
かく言う私も、病院で医師からの言葉の影響で、しばらく動悸が止まらなくなったことがありました。
もちろん、それまで動悸なんて全くなかったんですが、「動悸しませんか? 今日、この帰りに倒れても驚きませんよ?」って言われたら、凄いのが始まったんです!
凡人として医師の言葉の破壊力を、まざまざと見せつけられましたね?(苦笑
当館の感情療法は、痛みの原因を経験上のデータからではなく、あなたの「体に聞いて」原因を探し当てます。
言葉で表せば「上を向けない」の一言ですが、関係しそうな箇所を探すとほとんどの臓器が影響していることが分かります。
感情療法はそれら複雑なネットワークの中から真の原因を探し出し、根本から解決するシステムです。
まずは「症状を出すことになったキッカケ」を探し出し、その次に「キッカケに反応した理由」を解決することで、再発を完全に防止します。
お困りの方は、ご相談下さい。
私と一緒に、解決しましょう。