「私、食物アレルギーになるのがイヤなので、その時は食事をしないんです」
健匠館にはいらして数年の、主婦からのお言葉です。
この方は、何度かストレスで食物アレルギーになった経験から、アレルギー化を防ぐため、このようにされているそうです。
アレルギーの原因は、大きなストレスの原因を無意識にアレルゲンのせいにしてしまう作用ですから、気をつけているのは分かるのですが。
「あの、気持ちは分かりますが… 防ぐ方法、変えたほうが良いですよ」
「え、間違ってます?」
食物アレルギーとは、口に入れたものが「異物化」することによって起こります。
考え事しながら口に入れたものが、肉体から見ると「食べ物」ではなく、「異物」として捉えるからアレルギー化するのです。
と言うことは、「今から口に入れるのは、食べ物ですよ」と、体に教えてあげれば良いわけ。
それは『いただきます』と口に出してあげれば良いのです。
考え事していると、食べ物に意識が行っていないので、急に虫でも飛び込んで来たのかと驚きます。
誰でもポカーンと口を開けているとき、指でも入れられたら困りますよね。
そのような「不意打ち」が、アレルギー化してしまうのです。
食事を始める際、いただきますナシに、食事をするのはやめましょう。
健匠館推奨の「いただきます」で、食物アレルギーを防ぎましょう。