「京都の整体院、評判聞いて行ったけど、大したことなかったわ」
60代の男性から聞いた言葉です。
この方は関東にお住いで、評判を聞いてあちこちに行く、いわゆる「整体ジプシー」と言われる部類の方でした。
私はお話を聞きながら、「この方は、恐らく良くならないな」と感じました。
そうして予想通り、やはり良くはならなかったのです。
良くならない方の、理由は何なのでしょうか。
どこに行っても良くならない方の特徴は、「自分は正しい」という、根拠のない自信をお持ちの点です。
この手の考え方で、症状が良くなることは“絶対に”ありません。
整体院などでもよくなる方は、施術者の人柄などを好ましく感じたり、信用する心が症状を改善させます。
逆に今回のように悪印象をお持ちだと、症状が改善することはないわけです。
健匠館で行う感情療法の場合、誤った考え方の修正で症状を改善します。
ところが「自分は正しい」という信念が強すぎると、考え方の修正が出来ないので、症状も改善できないのです。
正しいのであれば、わざわざ変える必要なんてありませんものね。
本当は間違っているのにも関わらず、本人的には正しいというプライドがあるので、変えられないわけです。
このような方は特に高齢男性に散見され、もちろん女性にも若い方にも見られることはあるのですが、このままでは改善の見込みはありません。
プライドって、厄介なものです。
しかし考え方を変えたいという希望のある方は、ご相談いただく事も可能です。
西宮市の健匠館では、回数は必要な場合もありますが、誤った考え方を修正し、症状の改善を図ります。