「確かに母も、同じように頑張っていました」
60代主婦からの言葉です。
子供には通常、必ずと言っていいほど親がいます。
そして子供は生きていくため、その手本として、殆どが同性の親を見習います。
男の子なら父親を、女の子なら母親を見習うことが多く、そのベースがあるため社会生活ができているのです。
例外として、父親大好きな女の子なら父親を見習うことがあったり、男の子でも末っ子なら母親べったり、等もあります。
あくまで「同性の親」というのが生活上の参考になりやすく、無意識に真似することになります。
無意識なので、本人は気づいていないのが普通なのです。
初めの主婦の場合、「家族のためならとにかく頑張る」ため、しんどいと言うご相談でした。
そこで「自分はどうして頑張っているのか?」という問の答が、自分の母親を見習って、と言うわけです。
どうして自分はこんな事頑張っちゃうの、のような「その理由が分からない行動」は、親を見習っての場合がとても多いようです。
親の良いところを見習えば、悪いところの方も見習うのが困りどころです。
親に「こんな所、似たくない」と思う方、いらっしゃいませんか。
西宮市の健匠館では、そのようなクセを取り除き、楽な人生に変えることもお手伝いしています。