学校の現場で「いただきます」を言うように教育をすると、「うちは給食費ちゃんと払ってますから、余計なことさせないでください!」というモンペもいるらしいですからね。
この「いただきます」の挨拶、実は礼儀的なことだけではなく、健康にもとても重大なんです。
それは、「いただきます」が食物アレルギーを防ぐからなのです。
食物アレルギーは、体内に入ってきた食物を、肉体側が「異物」として捉え間違うことにより発症します。
その異物を肉体から排除しょうとする働きが、アレルギー反応なのです。
なにかストレスになる考え事をしながら、上の空で口に食べ物を運ぶと、食べ物のはずが異物になることがあります。
例えば、歯医者さんが治療で口に手を入れるのは当たり前ですが、知らないオッサンが同じことをすれば警察を呼ばれる感じで、意味不明なものの侵入には、「なにこれ!」となるのです。
つまり食べ物が、確実に食べ物として認識される必要があり、食べ物として認識するキッカケが「いただきます」なんですね。
別に給食費を払ったとか、私は偉いからいらないんだとは、ならないのです。
「いただきます」をとなえましょう。
そうすることで、アレルギーは防げる範囲が広がります。