「鼻水やくしゃみがとまらないです」
このように、2月くらいから花粉症のご相談がふえます。
なので1月の今から花粉症についての対策を身につけ、花粉症になる原因や、花粉症にならないための方法を知っておきましょう。
ちなみに私は花粉症になったことはありませんが、私の妻や子どもの花粉症は私が治しています。
まずは「花粉症の原因」ですが、これは「花粉」ではありません。
だって花粉のあるところ、全員が花粉症になったいるわけではないですからね。
ではどうして「人によって花粉症になってしまう」のでしょうか?
実は「花粉症になる・ならない」の違いは「気分」によって決まります。
関西で花粉症が目立つのは、2月の中旬から4月の下旬でしょう。
会社も学校も家庭にしても、忙しくて難しいことが多いかもしれません。
そんな時になにかトラブルがあると、気持ち的にたまりません。
なんせ「頑張っているのに!」という気持ちがあるからです。
すると「これは頑張っている私のせいではないだろう」という心理が働きます。
くりかえしますが、「頑張っているのに!」という気持ちがあるからです。
すると人は、自分以外の原因を探すことがあります。
するとそんな時、からの偶然飛んでいた「花粉」を悪者にしてしまうことがあるのです。
実はこのような「勘違い」が花粉症を作り出しています。
花粉症の原因は「勘違い」だったのです。
「そんなバカな!」と思う人もいるでしょう。
以前いた患者さんで、「新しいシューズ使ったせいで、ゴルフに負けました」と言って、ゴルフシューズアレルギーになっていた方がいました。
アレルギーとは、「ストレスの原因は自分以外のせいだ」という心理によりつくり出されます。
つまり「このストレスは花粉のせいだ!」という無意識の影響によって花粉症になるのです。
以前、健匠館にきた患者さんに、突然「あなたのせいだ」と言われるとどう思うか、テストをしたことがあります。
もちろん脅かすように言ったわけではなく、あらかじめ「こう言われたら、どう思うか?」と断ってから言っています。
するとアレルギーになりやすい人の傾向として、「え〜、そんなの困る〜!」と言う人ばかりだということが確認できました。
つまり「問題は私のせいではなく、私以外のせいだ」と言いたい人が、アレルギー・花粉症になりやすいわけです。
そして問題は「花粉症にならないために」ですね。
これは単純に「決してストレスを自分以外のせいにしない」ことです。
「そんなの困る〜」という方、その考えがアレルギー・花粉症をつくりだしちゃいますよ。
自分の責任は自分で取ること、これが花粉症を含め、全てのアレルギーを防ぐコツなのです。