「今度の日曜日が試合なんですけど、勝てると思えないんすよ」 ある大学の、陸上部員の言葉です。
「自分の実力的に、今だとどれくらいを狙えるの?」
「…そんなに差はないと思うんですけど、2人ほど強敵がいて、そいつら見ると、自分ヤバいんす」
自身はトップクラスではあるけど、試合では心が負けて、実力が出せそうもないようです。試合前にこの状態では、確かに危なそうですね。
「じゃあ、その選手たちと、スタートラインに立った所、想像してみて。いまは、どんな感じ?」
「う〜ん、逃げちゃいたいと言うか、高校生の試合で負けた時があって、ムチャ悔しかったのが出てきます!」
なるほど、以前の負けイメージですね。早速検査をしてみると、「俺はダメな奴になっちゃった!」と出ました。まずは、その気持を取り除きます。
「さて今もう一度、スタートラインをイメージしてみたら?」
「あ、なんだか怖さがないっていうか、今回は勝つぞ、みたいな」
「それじゃ、部の主将に『今回は勝てよ』って言われたら?」
「そりゃあ、『ムチャ言うな!』ですね」
再度検査してみると、「勝負は運だ」と出ました。確かにそういう部分はあるだろうけど、「練習量は絶対に勝っている」と暗示を入れておきました。
再度スタートラインをイメージしてもらったところ、「勝つ気、満々です!」との事でした。この日の施術を、終えました。
試合当日の夕方、メールを送ってくれていました。見事に優勝だそうです。
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