「これ、本当に苦手だわ」 この言葉は自分を知ってるというか、ある失敗から得た教訓だと思います。
『教訓=同じ過ちを繰り返さないようにするため』に覚えておく訳です。失敗はみんな嫌ですもんね。
私の場合ですが、『運動オンチな自分』という教訓がありました。
幼稚園から小学校までのスポーツ体験が、教訓を作ったのです。運動会では、いつもビリでしたから。
ところが中学くらいから体力もつき、運動会ではリレーの選手に選ばれたりと、運動が大得意になりました。
その後の高校では柔道2段、大学では空手3段までいき、30代中頃まで股割りができました。
ところが50歳を過ぎても、『運動オンチな自分』があり、客観的に見てもオカシイと気づきました。
「さて、運動オンチを書き換えるか」と、私の思い癖を直すことにしました。
検査をしてみると、やはり幼稚園に入った頃のようです。
私は幼稚園から体が小さく、運動能力は劣っていました。生まれが2月だったのもあるでしょう。
早速、「運動が苦手というより、体が小さな過去があっただけ」と自分の過去に教えました。過去って、終わったことなんですよね。
過去を書き換えると、今まであったコンプレックスは消えます。気分が変わるのです。
苦手意識は、過去のストレスが作ります。過去のストレスが「私にとっては過去ではない」から、苦手なのです。
過去の失敗は、今の教訓を作ります。それは「1歳の頃、初めて歩こうと立ち上がったら、コケた」方もいましたし、「高校受験で志望校に落ちてしまった」という例も見ました。自分にとっては大変な失敗が、『私って、こういう人』像を作るのです。
苦手は過去のイメージを書き換えると、より良い自己イメージに書き変えられます。苦手でお困りなら、健匠館にご相談ください。
西宮市の健匠館は、苦手を作った原因を探し、解決しています。