胃腸が悪くて来館される方は、結構多いです。
胃が痛いとか、腹部の不快感などです。
この胃腸が調子悪くなる心理というものには、ある一定の法則が見られます。
それは、
今、自分がいる環境に適応できていない
というものです。
胃腸というのは、消化器官です。
すごく大雑把に言えば、
口から入ったものが
↓
胃で消化され
↓
小腸で栄養を吸収し
↓
大腸で水分を搾り取り、許可が出るまで貯蔵する
という流れになります。
そしてここで言う
「口から入ったもの」とは、
自分の外にある「環境」を表しています。
ここでいう環境とは、
- 対人関係
- 職場環境
- 住んでいる所
- 転職や引っ越しなどの変化
などを指します。
そして、
この環境との折り合いが困難な時、
ストレスで胃腸がダメージを受けるのです。
一例としては、こんなものが挙げられます。
胃の不調
胃のキーワードは
受け入れる
です。
胃は、口から入ったものが、初めに消化される器官です。
食べ物を細かく噛み砕き、吸収しやすい形に加工します。
しかし、入ってきたものに抵抗があると、吐き出します。
感情的には、「受け入れたくない」となります。
つまり胃のストレスとは、
嫌なこと、受け入れがたいこと、
目の前の現実を否定したいという感情が考えられます。
ありえない!
とか、
耐えられない!
あるいは、
絶対にイヤ!
などがよく見られます。
ストレスで胃に穴が開く、なんていうのは今や常識だと思います。
小腸の不調
小腸のキーワードは
一体化
です。
小腸は胃で消化した食べ物から必要な栄養を吸収して、自分のものにする器官です。
つまり栄養と自分を一体化するんですね。
でも、そうできないストレスが、小腸に反応するわけです。
つまり簡単にいえば、
仲良くしたいけど、したくない
となるでしょうか。
例えば、面倒を見てあげたい会社の後輩がいたとします。
そこで面倒を見てあげようとしたんですが、後輩の態度が横柄だとか、
気に入らないという時は、
やっぱりやーめた!
となってしまうことがあります。
折角、助けてあげようと思ったのに!
という感じですね。
あるいは、会社の上司が気に入らなくて、
仕事は頑張りたいけど、あの上司の手柄になるから頑張りたくない!
なんていうのもそうです。
本当はまだ他にも種類があるんですが、上記の感じが多いですね。
大腸の不調
大腸のキーワードは
個人的な常識
です。
もっと簡単にいえば、
普通はこうでしょ!
のようになるでしょうか。
個人的な常識とは、
自分の今までの経験上だとこれが普通、
というような感じです。
多くの人は、自分の常識を
グローバル・スタンダード
だと思っているフシがあります。
しかし、その常識はあくまで「個人的」というところが重要です。
神戸で通用する常識が、外国どころか、北海道でも通用しないことがあるんです。
例えば神戸で6月くらいだと、結構気温が高くなってきていますから、
半袖でも十分な日が多いと思います。
そこでそんな半袖をきた人が、北海道に遊びに行くんです。
6月の北海道って、場所によっては朝晩すごく寒い事があります。
北海道の6月を神戸で考えると、4月くらいなんですね。
そんな場所へ遊びに行った神戸の人は叫ぶんです。
「6月なのに、こんなに寒いのはおかしいだろ!」
ってね。
しかも半袖を着たまま、頑張り続けてしまいます。
だって、半袖をきた自分が正しく、寒いのが間違っているのですから・・・(苦笑
つまり、こんなストレスは大腸に反応します。
自分の常識が、その環境で当てはまらないんです。
なぜこの子は、言われても宿題をしないんだろう!(自分なら、すぐに普通するのに)
とか、
どうしてこんなに北海道は寒いんだ!(神戸ならこんなことはないはずだ)
という感じですね。
目の前の現実が間違っているのだから、自分の常識を通すべきだ、というワケです。
適応するとは
環境に適応するかどうかが、消化器官の不調に影響します。
その状況に相応しい考え方を、学ぶ必要があるということです。
多くの人は、過去の経験にこだわります。
以前上手くいった考え方を、最上の考え方だと思っているからです。
しかし、その考え方にこだわると、環境の変化についていけません。
こだわっても「機嫌が良い」状態を保てるなら成功です。
しかし「期限が悪い」状態になるのなら、それは変化が必要な状態かもしれません。
胃が悪くなったり、不快感を感じたり、便秘や下痢などはストレスのサインです。
当館の感情療法は、それらのサインから、体が伝えたい意味を特定します。
どの臓器が、何を言いたいかが検査で探し出せるんです。
長く続く不調や、自分が悩んでいるのは何なのか。
原因を探し出し、解決します。
お困りの方はご相談下さい。
あなたの今いる環境へ、
あなたの心を最適化しましょう。
今現在に満足のいくまで、徹底的にお手伝いします。