「美容室で『肩が石のようですね』と言われました」
30代の主婦からのご相談です。
美容室で髪をセットして、最後の肩をマッサージで言われたそうです。
肩が石のようとは、女性は我慢強いのでしょうが、男の私には想像もつかない事です。
検査してみると、「家族に対する恐れ」というのがありました。
恐れと言いますのは、「こう言われたら、どうしよう」と言う種類のものです。
「主人からは『あれ、してくれた?』とか、娘から『こうお願いしたんだけど…』と言われると、私って結構忘れているんですよ」
そうして忘れていることがバレて、笑われておしまいと言う平和な話なのに、ご本人にはストレスになっているという事でした。
これは「相手が怒り出したら、どうしよう!」という、結婚してから今まで経験したことはないのに、家族に対し『慢性的に』恐れている状態ができていました。
実はこの恐れ、彼女が小さな時にお父様に叱られ、それがトラウマになっていたのです。
「父はとても優しい人だったのですが、夏休みの宿題を忘れてて、『約束しただろ!』と怒られまして…」
それ以来、相手が怒ることを常に恐れる「クセ」が付いてしまったのですね。
感情療法で「相手に叱られたら、どうしよう」と、恐れるクセを取り除きました。
「あら、家族が怒るイメージがしにくくなりました」
恐れがなくなると、肩こりが激減しました。
今回は「お試しで1時間だけ」というお話だったので、今回はここまでで終了しました。
この方は考え方のクセでいつも恐れがあったので、肩の筋肉が凝り固まっていました。
筋肉がこわばる理由となった「ストレス」を取り除いたので、肩は柔らかくなったのです。
辛い肩こりでお困りの方、ご相談ください。
西宮市の健匠館では、あなたを辛くする原因を見つけ出し、根本から解決することを目的としています。