「昔から何となく、生き辛さを感じているんです」
50代の主婦からのご相談です。
なぜだか小さな頃より、生き辛さを感じているそうです。
例えば、人の目が気になったり、人との会話がぎこちなく感じたりするそうです。
調べてみると、やはりという理由が出てきました。
それは「自分が嫌い」です。
嫌いな理由は色々ありましたが、「自分が信頼できない」とか、「私のせいでうまく行かなかったら困る」等でした。
つまりは「安心できない自分が嫌」という事ですね。
それらを取り除くと、随分と楽になったようですが、最後に大きなものが出てきました。
それは「普通の私がつまらない!」でした。
こういう気持ちは、プライドの高い方に出やすく、かなり難しい問題です。
プライド=自尊心とは、自分の価値を高いまま保ちたいという気持ちで、「〜持つ」とか「〜守る」と表現されます。
プライドって「頑張っている守る」ものなんですね。
もう少し掘り下げると、「無理してでも自分の気持を主張する事で、私の価値は高いという思いで死守する」と表現できます。
「素晴らしいこの私を、あなたも認めなさい」と言い続けるのは、かなり大変です。
これは幼い時についてしまった癖のようで、もちろん本人に自覚はありません。
それらの気持ちを取り除くと、体がフッと軽くなったようです。
長年の無理な頑張りをやめたので、やっと楽になったのでしょう。
生き辛さを感じて、出口のない悩みでお困りの方はご相談ください。
西宮市の健匠館は、悩みの原因を見つけ出し、あなたの気持ちを楽にします。