「確かに子供を思い通りにしようとしていたかも…」
ひどい腰痛に襲われ、歩くのも難しくなった主婦の言葉です。
先日3歳になったばかりの娘さんが母親の言うことをきかなくなり、かなり激しく叱りつけたそうです。
ところが叱ればば叱るほど子供は言うことを聞かなくなり、さらに自分の腰までが痛くなったようです。
今回の腰痛は「激しい怒り」によりお腹に力が入らなくなり、症状として発症したものです。
お腹の筋肉と背中の筋肉のバランスが「激しい怒り」によって崩れ、背中だけで体をささえたため腰まわりに負担がかかりすぎ、腰痛になってしまったのです。
早速気持ちの修正を行います。
娘さんに対する「激しい怒り」を解決し、気持ちが落ち着けば腰痛も解消するからです。
今回の怒りは、ある考えによって起こりました。
その考えとは、「私の娘が、私の言うことをきかないのは間違っている!」です。
この種類のストレスは、特に女性に多いのが特徴です。
私の娘、私の彼、私の主人など、「私の〜」がつくと「私の所有物」と考え、相手に自分のわがままが通るはずと勘違いしてしまうのです。(自分で「わがまま」とは思っていませんが…)
3歳の子供が親の言うことをよく聞くかといえば、それは難しいかもしれませんよね。
ある程度の言葉を話すかもしれませんが、中身はちょっと進化した赤ちゃんですから。
施術後、このお母さんは「言うことを聞かないけど、まだ赤ちゃんだからいいか」という気持ちになったので、激しかった腰痛は楽になりました。
やはり腰痛は、「激しい怒り」が創り出していたのです。
昔、「腰痛は怒りである」みたいな本がありましたが、腰痛はストレスが原因であることは間違いありません。
歩くのが苦手なおばあちゃんが、海外旅行にいくといくらでも歩けたというお話も聞いたことがあります。
ストレスというのは、いろいろな症状を作り出すものですね。
お困りの方、ご相談ください。