ドラゴンボールの作者、鳥山明氏って、世界的にも有名な漫画家さんですよね。
そして、少し前に読んだ記事に、「ペン入れが嫌で、今ではマンガをめったに描かない」という話がありました。
実はペン入れアレルギーという症状に悩んでおり、ペン入れをすると肌にブツブツがでるというものだそうです。
この記事です。
http://www.j-cast.com/2013/03/26171233.html
普通の感覚だと、
「これはただ、漫画を書きたくない病でしょ」
と思われてしまう事が多いと思います。
でも、このような症状は、実際に存在します。
人間は、何を対象にしてもアレルギーになってしまうことがあるからです。
実際にここで行った治療例に、「筆記具アレルギー」という症例があります。
厳しい試験勉強をしているうちに、試験に対する強いストレスと、その時に使用していた筆記具が合わさってしまったのですね。
失敗は許されないというストレスは、尋常ではありません。
追い詰められまくった結果、筆記具に反応してしまったのです。
ドラゴンボールも世界的に有名になった漫画ですから、その連載当時のストレスだって、相当だったと想像します。
鳥山明氏はドラゴンボール以降、長期連載を全くしていませんからね。
氏はそれ以降、主にCGで漫画を書くようにしているようです。
CGならペンを使わずに済むからでしょうし、ご本人も「CGがなければ、漫画をやめていた」と以前何かで読んだ記憶があります。
確か当時は、ペンアレルギーの話は公開していなかったと思いますが・・・
「一般的には知られていない」と思われそうなアレルギーだと
- 仕事
- 職場
- 自宅
- 上司
- 夫
- 息子
のようなものは、結構多い症例です。
アレルゲンは、物質とは限らないということになります。
そう言えば以前、私も「職場アレルギー」になってしまったことがあります。
数年前、体調が悪いにもかかわらず予約をこなしていくうちに、どんどん疲れが取れなくなりました。
「この体調は、絶対におかしい」
そう思って調べてみると、職場アレルギーになっていたわけですね。
どうにもおかしい体調不良が長期にわたって続く時、そこにアレルギーが関係している事が結構な確率であります。
心は状況によって変わるので、いつも同じストレスを抱えているとは限りませんが、一旦アレルギー化してしまうと、ストレスを感じていなくても症状が出てしまいます。
原因不明の症状なら、そこにはアレルギーが潜んでいる危険性があるのですね。