パニック障害という症状は、随分とよく聞くようになりました。インターネットで調べてみると様々な説が出てきますが、100人中おおよそ3人から5人程度の発症率だそうで、20人から30人に一人くらいはパニック障害経験者という事になります。いつ自分がなっても不思議ではない数字で、とても他人ごとではありません。
この症状の治療で大変なことは、多くの人の中で「私はあの日から変わってしまった!」という思いが強い所です。これは程度の差こそあれ誰にでもある考え方で、この考え方がパニック障害の治療を長期化させます。
一度パニック障害の恐怖感を覚えてしまうと、「電車に乗るなんて無理。だって私はあの日から乗れない体に変わってしまったから。もう二度とあんな怖い思いをしたくない」のように考えるようになりがちで、その「耐え難い恐怖」がずっと続いていると思い込んでしまうわけですね。
当館の感情療法は、その思い込みを強力にリセットします。「変わってしまった」という思い込みをリセットし、怖くなる前の状態に戻すのです。思い込みがなくなれば、頭のなかからパニック障害が消えてしまいますから、もう怖さも感じなくなります。つまり「パニック障害」ではなくなったのです。
パニック障害でお困りの方は、ご相談下さい。一日も早く、元気だったあの日の状態に戻りましょう。