IMG_1203

病は気からって言いますが、すばらしく的を射た表現だと思います。
まさにその通りだからです。

体を悩ませる多くの症状は、その「もっともな」原因が不明です。
そして病院に行けば原因が分かるかというと、事故やウイルスなど原因がはっきりしている場合を除くと、正確に説明できることはありません。
肩こりを治せる病院は存在しませんし、腰痛も同じく西洋医学では治せません。

医学というのは、もの凄く頭のいい人たちが、その時代に考えうる最先端の機器を使って、大量のデータを分析して体系化されたものです。
それでも医学が完璧ではないのが、様々な症状の出る理由を説明出来なかった所です。

それは「心と体の関係」が、最先端の機器を使ってしても、説明ができないほど難解だったからです。
西洋医学は検査医学ですから、機器が示す数字や、画像に現れないことに関しては、扱いが苦手です。
機械では心を数値化できないので、西洋医学的な説明がつきにくいわけですね。

当館での検査には、西洋医学的な考え方ではなく、東洋医学的な気の流れに焦点を当てて考えます。
体のどこを流れている気が、どの臓器と関係して、結果どのような症状を出しているのかを調べるわけです。

人間は様々な感情を持ちますが、実は感情の種類によって、特定の臓器がストレスを受け持つことがわかっています。
つまり、どの臓器にストレスがかかっているのかを調べ、そこから様々な感情を推測し、根本から解決することが出来るのです。

例えば首が痛いとします。
まずは正確に首の痛い箇所を示してもらい、次にその痛い箇所がどの内臓とつながっているのかを調べます。

それが分かれば、その臓器にかかっているストレスの種類が予想できるというわけです。

誰だってたくさんのストレスを抱えているものですから、一体、どのストレスが首とつながっているのかなんて、凡人には分かりません。
正直、私だって自分の症状につながっているストレスが何かなんて、検査をしないで分かるかといえば、非常に難しい所です・・・(苦笑

そこで、正確に見分けるための検査が必要ですが、そのノウハウを当館が開発しました。
過去に施術した多くのデータから、症状と臓器と感情との繋がりを解析して、解決する方法を体系化しているのです。

前述のように胃に大きなストレスがかかると、短時間なら体力で乗り越えられることもありますが、そのストレスが大きすぎたり、期間が長すぎると、耐えられる限界を超えてしまいます。
限界を超えると胃自体に症状を感じることもありますが、胃とつながりのある箇所に異変を感じることもあります。

そのつながりのある箇所が筋肉や関節だと、肩や腰の痛みになることがあります。
もちろん内臓に直接影響すれば、胃痛や潰瘍になってしまいますね。

つまり筋肉や関節の不調、内臓の不調などのほとんどは、心因性だったのです。
これが西洋医学と実際の症状が一致しにくい理由であり、最初に見るべきはストレスだったということになります。

ストレスは様々な臓器に負担をかけ続け、時には肉体的限界を突破させてしまいます。
体力だけでは処理しきれなくなった状態が、様々な症状として現れていたのですね。

当館の感情療法は、それら症状とストレスとの関係を、正確に調べあげ処理する技術体系です。
どのストレスがどの臓器に影響し、現在の状態を作っているのかを説明する力があります。

病は気からの一言では、なにをどう考えれば良いかが分かりません。
感情療法で症状の原因をはっきりさせることが、根本からの解決になるわけですね。