「アレルギーの多い人って、原因あります?」 施術中に私が受けた、患者さんからの言葉です。
アレルギーとは、ストレスがとても大きなとき、大きすぎるストレスのはけ口として、自分以外のなにかに八つ当たりしてしまう事から発症します。ストレスの責任を、自分では取りたくないと、自分以外に向けた先に、アレルギー化してしまうのです。
例えば花粉症って、春になりやすいですよね。春といえば年度替わり、変化が多くて、ストレスは激増するわけです。変化って大変です。転勤や引っ越しなんかの変化はとっても大変で、それだけストレスも増えますから。
そんな春は、花粉も激増する時期です。ストレスが多い時期に、「八つ当たり先」である花粉も多いから、花粉症も増えるわけです。
身の回りで「無意識に感じている何か」に、アレルギーは起きやすく、逆に「意識しているもの」にはアレルギー化しません。随分前から、15年くらいになりましょうか、食事の前には「いただきます」を言いましょうとお伝えしています。
多くの人が、自動的に食べ物を口に運んでいるので、体が「今、口に入ったのは異物だ」と無意識に拒否し、アレルギーを作っていたからです。「いただきます」の合図で口に運んだものは、体も「食事」と認識するので、アレルギーにならないわけです。
そして重要なのは、「ストレスを深刻化させやすい」考え方です。アレルギーは深刻すぎる考え方で、なにかに八つ当たりしてしまう事にあります。軽いストレスでは、アレルギーをつくる必要がないからです。
深刻な考え方になるには、目立つものが2つあります。
1つ目は、「同性の親が、深刻な悩み方をする」というもの。多くの人は、人生を生きるために、「親を手本」にしています。特に同性の親を手本にしやすく、お父さんが心配性なら、その息子も心配性になりやすいようです。私も「どうしてこんな事、気にしてるんだろうか…」と考えると、よく父親の顔が浮かびます。父はもう亡くなったのに、私は50歳を超えたのに、こんなもんです。難しいですね。
2つ目は、「生死に関わる経験の存在」です。健匠館で数度見たのは、生まれる時にへその緒が首に絡まり、呼吸が止まって出産された人がました。このような経験があると、「人生はとても危ないものだ」という概念を持ちやすく、考え方を深刻化します。なにかの事故から、人生が変わって見えることがあるのです。
これらの考え方は、ストレスをより深刻化し、アレルギーを作りやすくします。ところが健匠館なら、深刻な考えからさえ、修正が可能なのです。
どうも自分の考え方だと、深刻すぎて不利じゃないかと、お悩みの方はいらっしゃいませんか。西宮市の健匠館なら、あなたの悩みをヒントに検査し、根本から解決へと導きます。