「あのアレルギーってなんですかね」
ある患者さんからのご質問です。
例えば「花粉症」になりたい人は、まずいないでしょう。
ところが多くの方が、毎年花粉症になってしまいます。
そこで「花粉症に意味はあるのか」という意味での質問でした。
アレルギーはとても厄介で、不便なものですから。
アレルギーとはジンクス、縁起の悪いもので、「悪い記憶を呼び起こすもの」です。
アレルギー反応をさせるキッカケ=アレルゲンは、反応を引っ張りだす作用はありますが、反応の原因ではないのです。
話が複雑でしょうか。
例えば犬に噛まれたことのある人は、犬が単独で歩いていると、噛まれた記憶が蘇り、ゾッとするかも知れません。
しかし、歩いていた犬は「噛んだ記憶をつくった犬」ではない、という訳なのです。
ところが犬を見るとゾッとするのは事実です。
犬に反応して、自然と「ゾッとする」訳ですね。
このような訳で、アレルギーとは「アレルゲンを感じることで、その頃のマイナス感情を思い出している状態」となります。
犬を見て、反射的に「噛まれた」を思い出しているのです。
春は花粉症の季節。
引っ越し・進学・就職・卒業なども、さまざまな別れや変化の多い頃です。
辛いことも悲しいことも、悔しいことも感じやすい時期は、ストレスも多い時期です。
花粉症が増えるのも、ストレスが増えたせいなのです。
健匠館では全てのアレルギーに有効な、感情療法を開発した施術院です。
あらゆるアレルギー症状、ご相談ください。