「とにかく落ち着かないんです」
40代女性のご相談です。
何をしていても落ち着かず、すぐ胸がドキドキしてしまいお困りです。
キッカケも理由も思いつかず、困り果てて当館にいらっしゃいました。
検査をしてみると、どうやらパニック障害のようです。
因みにご本人は、病院には行ってはないそうです。
更に調べて見ると、パニック障害の原因は「仕事」にあるそうです。
急ぎの仕事が一段落し、一休みしようと思ったところ、激しい動悸に襲われたのが始まりのようです。
どうしようと思うほど、動悸は激しくなるばかり。
一生懸命、動悸を収めようとしていたのでした。
動悸を感じて、「どうしよう!」と考えたのがキッカケですね。
まあ今迄に感じたことのない思いだったのでしょう。
キッカケが分かれば、その思考方法を「使わない状態」にするだけ。
ドキドキする考え方が無くなれば、ドキドキする事自体がなくなります。
こういう症状は、「そう感じてしまうキッカケ」の存在が必ずあります。
大体は「思い込み」や「勘違い」でそう感じてしまうのですが、ご本人からすれば死に直面する恐怖だから大変です。
今回は「そう思うキッカケ」に対して、「そうは思わない」ように変えました。
つまり「不安」を「不安とは思わない」に、置き換えてしまった訳です。
結果、「落ち着かない」という思いは消えました。
不安の元がないので、なんともなくなった訳です。
まるで死に直面するようなパニック障害で、お困りではありませんか。
思い込みや勘違いを手放して、リラックスできる自分を取り戻しましょう。