「歯が痛いんです!
それも、すでに神経を抜いている歯が!」
というご相談を受けました。
この方は、何件も歯科医院を回って、その都度レントゲンも撮ったのですが、
結局、歯の痛みの原因が分からないということでした。
「もしかしたら、膿がたまっているのかも。
試しに切開して見てみましょう!」
と言われ怖くなって、断って帰ってきたそうです。
さすがは歯科。
試しに切開しちゃうんですか・・・(汗
そりゃあ、言われた方はたまりませんよね。
というわけで、もしかしてストレスなんかが関係しているかも知れないということで、
当館にいらしたということでした。
調べてみると、主に仕事上のストレスなんですが、
特に勤め先の社長さんに対するストレスが目立ちます。
ここに深い心理が隠されていました。
それは「歯」が何を意味しているのか?という部分です。
動物の歯や爪は、攻撃力を表します。
噛み付いたり、引っ掻いたりする攻撃力ですね。
今回の場合は、「社長に噛みついてやりたい!」という衝動です。
しかし、ここで問題があります。
社員ですから、社長に攻撃するのは問題がありそうです。
そこで、
噛みついてやりたいけど、しちゃいけない
という葛藤が働き、激しい歯痛となって抑止していたわけです。
術後、歯の痛みは消失しました。
まあ、子供の爪噛みなんかも、攻撃しちゃいけないという心理ということもあるようですから、
体って心の働きで、いろいろな事が起きるもんですよね。
様々な原因不明の症状でお困りの方、お気軽にご相談ください。