「怖いものは怖いんです!」
この手のご相談は、珍しい事ではありません。
「怖い」というのは「パニック発作」の事です。
パニック発作の事を思うと、落ち着いていられません。
パニック障害の方は、パニック障害で「死んでしまう」ことはありえないと理解されています。
しかし理解はできていても、とにかく発作に対する恐怖感は消えないのです。
このような症状は女性に多く、男性では珍しいようです。
理由として、考え方の男女差があります。
男性の場合は理屈優先で思考しますが、女性は感情優先で思考する方が多いです。
男性は理論的な思考で考え、女性は「気がする」という気持ちが理由になるのです。
パニック障害でも医者に「もう大丈夫ですよ」と言われて、本当に治ってしまうのが男性であり、「でも怖いんです」と言うのが女性です。
女性の場合は、安心しないと治ったとは認められないわけです。
以前、当館で施術を受け、「もう2年もパニック発作が出てはいないけど」という方が来館されました。
いつも発作に対する恐怖感が強く、毎日「今日は発作が出なかったけど、また明日気を付けよう」と考えているそうです。
この方の場合、「また発作が出た場合、私は耐えられるだろうか?」という心配を取り除きました。
すると恐怖感はやわらぎ、日々の自分に対する「自信」も持てたようです。
女性のパニック障害は、現実として時間が必要な場合が多く感じます。
でも丁寧に根本を探していくことで、明らかな改善へと導くことができるのです。
お困りの方、ご相談ください。
貴方のパニック障害にも、なにか秘密が隠されていますから、それを探し出すことが重要です。