「どうしてコイツら、機嫌が悪いのかな?」中学生のころ、全国でも有数の荒れた学校にいた私は思いました。

頭の特別悪い奴等、不良と呼ばれていました、が調子に乗りすぎて、様々な問題を起こす訳です。

一方、私は特別体力があったので、「あいつら、大したことないなぁ」と思いながら、毎日を大人しく過ごしていたものです。だって、もし私が手を出したなら、不良どもを殺してしまうかも知れません。

そして今になり、不良になる理由が分かってきました。昔、不良と呼ばれた人達は、今で言う『境界知能』だったのです。

知能指数は、標準を100と考えます。知能指数が120になると『超優秀』、一方、75未満だと『知的障害者』と診断されます。そして知的障害には当たらないけど、一般の生活が艱難なレベルな方、知能指数が80以下だと『境界知能』と呼称されます。

境界知能だと、生活は大変なのに、障害者として扱われないのです。

境界知能の方をネットで読んだ話によると、「500円の1割引きだと、いくらになる?」と聞かれて、「うーん、4500円かな…分からないけど」と答える場面がありました。その方は、言葉から何となく「かけ算」はできるようですが、「計算の意味は分からない」という印象でした。

つまり先程出てきた「昭和の不良」と言うのが、『境界知能ではあるけど、体力はちょっと自信ある」人達だったのだなと理解できたのです。「自分はいつも努力しているから、周りの奴等よりも偉い」と信じるから態度はデカい、ところが能力は低いから苦労ばかり味わっているので、いつも機嫌は悪い。なんかこの人達、明らかに異常だと感じた少年時代ですが、やっと昨年分かったのです。

因みに私、53歳になります。すでに爺さん直前、ですよねwww

そして今年になり、ある主婦から相談を受けました。「私の母の話を聞いて下さい」です。

話を聞くと、明らかに「境界知能」で、周りの家族はお母様に振り回され、かなり苦労しているそうでした。

私はご本人の家族を通して、本人の「近似的検査」ができますので、今回は相談された主婦を通して、お母様の検査をしてみました。検査の結果「境界知能」でした。

私は「経験はないけど、やってみましょう」となり、半月ほど後、お母様がいらっしゃいました。ご本人を直接検査したところ、やはり境界知能です。

健常者100人中、下位15人程が境界知能ですが、お母様は91番とでました。

そこから4時間の施術を行いました。4時間後、検査結果はなんと37番、驚きです。

再度の検査をして、「今後、あと3時間程度が必要です」そうお伝えして、施術を終えました。お母様もお疲れ様でした。

今回の結果から、境界知能回復の可能性が分かりました。境界知能は回復可能なのです。

まだまだ経験不足ではありますが、お悩みの方はご相談ください。全力の施術を、お約束します。