「すごい緊迫感で、息ができない感覚さえあります」
40代の主婦からのご相談です。
お話によると、この方は恐らく中学生位からパニック発作が起こり始め、今も携帯電話が手放せないほどだそうです。
そんな状態で二人のお子さんも育て、本当に大変です。
調べてみると、確かに中学生時代にポイントがありそうです。
「その頃、ノストラダムスの大予言読んでました」
そうしてパニック障害の原因がわかりました。
今回の場合、鬼気迫る「勘違い」が起きていたのです。
彼女は中学時代に「ノストラダムスの大予言」という本にのめり込んでいたそう。
そうして完全に「予言の信者」となり、「いい? 何か大変な事が起こったら、ここの公園に集まるんだよ!」と、お母さんと妹に打ち合わせをしていました。
そうした毎日のあと、彼女の学校ではブラスバンドの発表会がありました。
彼女はブラスバンド部だったのです。
そうしてステージでは、幕の開くのを待つ彼女。
そうして開演の幕が開きました。
その時、彼女の目の前には、開いた幕の間から目に届く、明るい照明の光があったのです。
明るい照明を見た彼女の頭は、ある考えで一杯になってしまいました。
「戦争が始まった!」
彼女の目には、突然始まった戦争の爆弾の破裂として、照明の光が写ったのです。
気が動転した彼女は、その場に倒れました。
パニック発作の始まりです。
原因が分かれば、原因となった「勘違い」を取り除きます。
勘違いは「戦争が始まった」と言う思い込みです。
施術後、彼女は気軽に外出できるようになったそうです。
勘違いとは、恐ろしいものですね。
パニック障害でお困りの方、西宮市の健匠館にご相談ください。
健匠館はあなたの悩むパニック障害に、全力で取り組み、解決します。