ここ2週間ほど、シャンプーのアレルギー症状が急増しています。
シャンプーアレルギーによる肩こり、首の痛み、頭痛、整理痛などがよく見られました。
ちなみに、そのほとんどが女性でした。

もしかすると、夏の疲れが出てきて、心に余裕がなくなってきた部分もあるのかも。
シャンプーという行為が面倒に思ったり、嫌なことを考えながらシャンプーしていると、アレルギーになる危険性があります。

後天性の食物アレルギーの場合、食べる前の「いただきます」という言葉によって、高い確率でアレルギーを防ぐことが可能です。
しかし、シャンプーアレルギーの場合だと、お風呂という場所柄、不意打ちでアレルギーになる場合が多く、防ぐというのは意識が難しいかもしれません。

アレルギーというのは、条件反射的な側面を持つ一方、シャンプーの成分が症状に影響していることは間違いありません。
つまり、良いシャンプーを使うというのも、アレルギーを防ぐ方法なのです。

はっきり言って、テレビでCMをしているシャンプーは、アレルギーを防ぐという意味では全滅です。
コスト重視の材料は、有害物質だらけなのが、現状だからです。

硫酸系の界面活性剤は、頭皮のたんぱく質を変性させます。
防腐剤のパラベンは、悪い菌を殺しますが、人の細胞膜まで破壊してしまいます。

結局は成分をよく吟味して、有害物質から自己防衛するしかないのです。

ちなみにシャンプーというと、「経皮吸収」や、「経皮毒」という言葉が思い浮かぶかもしれません。
しかし、アレルギーと経皮毒は、まったく違うものです。

経皮毒は蓄積されて害となるものですが、アレルギーはその瞬間から症状がでます。

出来ることなら、良いシャンプーを使い、一日の疲れを落とすような洗髪を心がけると良いですね。

お風呂で自分に「お疲れ様」。
これは、効果的ですよ?