「どうして私は、こう考えるようになったのだろう」
かなり多くの方は、自分の考え方に疑問に感じる所があります。
なぜもっと器用に考えられないのか、要領の悪いやつだな、なんて感じです。
このような「考え方のクセ」には必ず原因がありますので、今回は私の例なのですが、参考になれば幸いです。
昨年ですが、私は「どうして自分は、いつも頑張りすぎるんだ?」と考えました。
頑張り過ぎのクセのため、私は4年前に脳梗塞で倒れたのを思い出し、原因を探し始めました。
考えてみると、私は小さいときから「背が低い」のがコンプレックスでした。
今も160センチほどしかありません。
「これを思い始めたのは?」と考えると、どうやら幼稚園に入った頃のようです。
それまでは、外の世界を全く知らなかったのです。
幼稚園に入って、私は初めて「自分の背は低い」という事に気が付きました。
それまでは「自宅の中だけの世界」で生きてきましたから、家族以外の世界に興味が無かったわけです。
周りは同じ年齢なのに、皆大きな人ばかり。
家に帰ると、私は長男なので、小さな弟と妹だけなのです。
私は大きな劣等感を持ちました。
「小さな自分は、大きく劣っている」と思ったからです。
「劣っている自分は、人一倍努力しないとだめだ!」と、幼い私は決心したのです。
このようにして、私の頑張りグセはついたのでした。
原因がわかれば、あとはそのクセを取り除くだけ。
頑張りグセを取り除くと、私の背中がフッと軽くなったのを思い出します。
このように、知らず知らずのうちにしているクセは、体や行動に影響します。
肩が凝ったり、胃が悪くなったりと、クセによりストレスを作り出し、不具合になるのです。
お心あたりの方は、ご相談ください。
西宮市の健匠館は、あなたの癖の原因を探し、根本から解決します。