思い込みって、なんでしょう。
簡単に言えば、「自分の作り出した理由に納得してしまった」状態を言います。
例えば、新しい靴を買った次の日に雨が降ったとします。
すると、「せっかく新しい靴を買ったのに、雨が降っちゃったなぁ」と思うことがあるでしょう。
ここで、経験上の仮説が生まれます。
「もしかすると、自分が靴を買うと雨がふるのではないか?」という仮説です。
そしていつの日か次の新しい靴を買った翌日に、もしも雨が降ったならどうでしょう。
仮説が確信に変わり、「自分が新しい靴を買うと、雨が降っちゃう」と考えるようになります。
これで思い込みの完成です。
もう少し客観的に言うなら、そのメカニズムの順番として
- 何かが起こる
- その起こった何かに対して、心が動く
- どうしてそうなったのかを考え、その理由を探したり創り出す
- その理由に納得する
- 思い込みの完成
のようになるわけですね。
思い込みというと、よく言う「雨男」なんかがそうですね。
こういう人は、「私がいるから、明日の旅行は雨かもね」なんて言います。
でも、どうせ思い込むなら都合の良い思い込みをお勧めします。
「何だかジロジロ見られてる。私って変な格好しているんだ!!」
と思い込むよりも、
「皆が私を見ている! そんなに私が美しいっていうの?」
の方が幸せですよね。
実はストレスって、「納得してしまった時の理由」が問題なんです。
雨が降っているのを感じた時、「天気が崩れた」ことよりも「靴を買った」事の方に理由を感じてしまったわけです。
雨が降る前日に靴を買っている人なんて、全国に何万人もいるでしょうね。
そんな辛い思い込みを消して、新しい思い込みを躾けることも、当館の施術なら可能です。
思い込みのメカニズムで重要なのは、「勝手に納得してしまった、その理由」だったのです。
みなさんも自分に都合の良い「晴れ女」のようになっちゃいましょう。
「自分って運がいいよね!」と思えるようになりますよ。