「骨格の異常が、肩こり・腰痛を作り出します」

私がカイロプラクティックを学んでいた頃、このような説が横行していました。

 

骨格の配列異常が、全ての不定愁訴を作り出す。

不定愁訴とは、明白な異常がないのに、明らかな自覚症状のある状態です。

肩こり・腰痛はまさに不定愁訴ですね。

 

そこでカイロプラクティックや整体で、骨格調整というわけです。

私も初め、カイロプラクティックを信じていました。

 

ところがね、前回に骨格矯正した箇所が、一月ほど経って見てみると、前回と同じように歪んでいるわけですよ。

これは「何ヶ月間、同じように矯正しても」変わらないのです。

 

そんなことを考えているうちに、なにか感じるもの、「ナルホド!」と感じた療法を学び続けました。

 

操体法は根本治療ではないが、考え方は役に立つ。

エモーショナル・フリーダム・テクニック(EFT)は今でも使っている手法。

催眠療法は、EFTをより深めるテクニック。

アプライド・キネシオロジーは、検査法などの考え方に役立ちました。

鍼灸は、症状の原因を探すヒントになりました。

そしてはじめに学んだカイロプラクティックは、これらの中で最も真理から遠い療法でした。

 

そうして15年ほど前、現在行っている健匠館で行っている『感情療法』の元を作ったのです。

カイロプラクティックに対する疑問が、納得する理論を編み出させたわけですね。

 

例えば「上司は私を認めるべきだ!」と怒っていれば、肩こりに悩むかもしれません。

激しい怒りが上部僧帽筋を強張らせ、肩こりを創りだすからです。

 

あるいは「娘があんな奴と付き合うのは嫌だ」と思い続けると、胃潰瘍に悩む事があります。

強い拒絶は胃に負担をかけ、胃潰瘍を創りだすからです。

 

この様に、悪い気持ちが体の正常な働きを崩し、様々な疾患を発生させます。

逆に良い気持ちは、身体の働きを最高に保ち、元気に過ごすことが出来るのです。

 

なにか不調があるときは、心を見る事が体調不良を治す鍵になります。

西宮市の健匠館は、心からのアプローチにより、体の不調を根本解決します。