「一体自分が何をしたいのか、分からないんです」
30代男性からのご相談です。
この男性、現在は会社員で、両親とは同居されています。
そこで将来を考えた時、「このままの自分で良いのか?」と言う気持ちになり、どうしたら良いのかという「出口のない悩みの世界」に入ってしまったそうです。
このままでは恐らく、解決の道が開かれません。
考えるポイントがズレているからです。
例えばコンビニに行くのなら、今は右の道に行くべきか左の道に行くべきかを考えるのではなく、「どのコンビニに行きたいのか」を考えた方が効率が良いですね。
つまり「何をしたいのか」を考えるより、「どうなるのが理想的か」を考える事で、「今何をするべきなのか」が判断できる訳です。
先ほどの男性には結婚予定の彼女がいて、彼女はピアノの先生で、将来は自宅で講師をしたいそうです。
という事は「ピアノの置ける家」が必要になります。
またピアノの生徒さんが通いやすい場所が好ましく、そう考えると最寄りの中学校から来やすい所が良さそうとなりました。
その辺ならご両親の家も様子が見やすく、将来かなり安心できそうです。
どうやら「どうなりたいか」が定まった事で、そこから「今考えるべき事」が分かったようです。
物事を考える順番は、とても重要ですね。
あの仕事がしたい、ではなく、こんな気持ちになりたいからあの仕事を選ぼう。
あの娘と結婚したい、ではなく、あの娘を幸せにするために結婚して仕事を頑張ろう。
等のように考える事で、頑張ることの具体性が現れるのです。
もし、どうするべきか悩んでいるのなら、西宮市の健匠館にご相談ください。
心のモヤモヤも晴れて、気分がスッキリできると思いますよ。