「料理をしていて気付いたんですけど、最近塩気を感じないんです」
50代主婦からのご相談です。
主婦なので、毎日食事の支度をします。
ところがある日の夕飯の支度で味見をしてみると、いつもの塩気が分からなくなっているのに気が付きました。
これまでの経験で大体の味付けを何とかしてきたのですが、1周間ほどしても味覚が戻らなく病院に行きました。
ところが病院での投薬でも変わらず、お友達からのご紹介で健匠館にいらっしゃいました。
検査によると、今回の味覚障害はお子さんの受験失敗のショックで、「こんな現実を味わいたくない!」という気持ちから起きたようです。
受験といえば大きなことですからね、親にとっても。
また、普段から着ている「綿のシャツ」にはアレルギーを起こしていました。
アレルギーとは「このストレスを責任転嫁したい」という気持ちから起きますが、やり場のない気持ちだったのでしょう。
原因の特定ができたところで、ストレスとアレルギーを取り除きます。
「こんな現実を味わいたくない」と「綿のシャツ」ですね。
施術後、「塩気の味覚は戻りました」と夜にメールが来ていました。
ストレスによる味覚障害は、意外とある症状なのですね。