「雨が降ると、なんか調子が悪いんですよね」
こういう方は、少なくないかも知れません。
雨が降ると、膝がうずく。
雨が降ると、腰が痛む。
雨が降ると、首が回らない。
など、こういう方には、雨が降ることでいろいろな症状が出ます。
私もカイロプラクティックの学校に通っている時、いろいろ教わったのを思い出します。
なんでも、水に繋がる身体の流れが、雨に反応して症状を出すのだとか。
いろいろ言われてますが、恐らくその殆どは違います。
実は全て、「思い出」の話なのです。
例えば友人の結婚式が、激しい雨になったとします。
天気の問題ですから、十分あり得る話ですね。
ところが貴方は、その準備に関わる仕事に従事し、誤って足を滑らせ膝を打ったとします。
こういう事があると、「雨が降ると、膝を打つ」と強く印象付ける事があるのです。
強く印象付くと、次回からはそれが自動化します。
「雨」=「膝痛」、の様にです。
そうなってしまうと、もう本人に膝を打った思いは薄くなります。
でも雨が降ると、膝の痛みだけ、自動的に思い出すのです。
この様にして、「雨が降ると調子が悪い」という事が起こるようになります。
本人の意志とは関係なく、自動的なので「なんか、調子が悪いんだよね」です。
このような事で、お悩みの方はいらっしゃいませんか。
「雨が降ると膝が痛む」や、「快晴の日は、喉がイガイガする」等の症状がある場合です。
当館の感情療法では、それ等の思い出による条件反射をリセットする事が可能です。
今回の例で言えば「雨が降ると」という思い出を、「終わった事」にする訳です。
人間は雨くらいで影響は受けません。
雨に群れないように、ただ傘をさせば良いのですね。