腰痛でのお悩みは深刻です。
ひどくなると、全く動けないからです。
そこで、腰痛の種類について、
またその時の応急処置を考えてみました。
腰痛の本当の原因はストレスですが、
なってしまったものは仕方がありません。
とりあえずの方法を書きます。
腰痛には大きく分けて4種類のタイプが有ります。
- 前に倒せば倒すほど痛くなるもの
- 前に倒すと痛いが、ある一定以上曲げると痛みが消えるもの
- 前に倒すとそうでもないが、後に反らすと痛いもの
- 黙っていても痛かったり、ちょっとでも動かすと痛いもの
これらをタイプ別に見てみましょう。
1 前に倒せば倒すほど痛くなるもの
これは主に、背中側の筋肉が弱ってしまったものです。
このタイプだと、一時的には整体のマッサージでも楽になることがあります。
背筋を強くするために、お腹をマッサージします。
場所はおヘソの高さで、おヘソから1?2センチ外側です。
押すと少し痛いですが、グリグリと10?15秒ほどマッサージします。
また、熱を持っている場合は冷やします。
Tシャツの上からアイスノンを当てるくらいで、10分程度冷やすのが適当です。
ちなみに触って熱を持っている場合は、マッサージは適当ではなく、
以前何人か、接骨院でマッサージを受けて、立てなくなった方がいらしたことがあります。
原因となったストレスの種類で言えば、何か居心地の悪い状況があったり、
思い通りにならないことで頭がいっぱいになったりすることがあります。
2 前に倒すと痛いが、ある一定以上曲げると痛みが消えるもの
これは、顔を洗う時に痛かったり、暫く座って立つときに痛いなどがよくあります。
この場合は背中の筋肉ではなく、体の奥の筋肉、
インナーマッスルが弱った時の症状です。
インナーマッスルなので、マッサージでは手がどときません。
痛いので、ストレッチも出来ません。
そこで、インナーマッスルを強くするため、ここでもお腹と太ももをマッサージします。
お腹のポイントは、先ほどの背筋のポイントの2センチ上で、10?15秒、ここも痛いです。
太ももはももの内側、膝から上の痛いところを10?15秒ほどマッサージします。
腰痛の原因となったストレスとしては、「こんなのおかしい!」と何かと戦っているとか、
「このままではマズイ!」と困っている場合がよくあります。
3 前に倒すとそうでもないが、後に反らすと痛いもの
言葉のまんま、腰を反らすと痛いタイプですね。
坐骨神経痛も、このタイプに含まれます。
この場合は、腹筋など体の前面が弱っているものと、
腰を反らした時に背中側が圧迫をウケるものの2種類が考えられます。
お腹の筋肉、太ももの前の筋肉が弱っている場合は、先ほどの要領で太ももの内側をマッサージします。
背中側が圧迫されるものは素人では難しいのですが、首の横から後ろ側までマッサージするのが効果的です。
腰痛になるストレスの種類としては、何かやりきれない気持ち、イライラ、心配事、義務感や不安感などがあります。
ちょっと選択肢が多くなるので、当館のような専門家でなければ、ストレスの特定は難しいかもしれません。
4 黙っていても痛かったり、ちょっとでも動かすと痛いもの
この場合だと、1?3の超強力版です。
なので、ギックリ腰などはここに入ります。
正直、ご家庭でどうにかというレベルではないのですが、
こんな時は手足の指を揉むのが無難です。
特に爪の横から根本まで、入念にもみます。
手足の両方を揉むと、効果的です。
また、熱を持っていたら冷やします。
冷やし方は前出のとおりです。
あるいは1?3の対処法をすべて行うのもお勧めです。
効果が無いことはありますが、悪化させることはありません。
ストレスの種類については、極度のプレッシャーか、なにもかも嫌になる状況などが挙げられます。
慢性腰痛にならないために
一度でも強い腰痛を経験すると、
意識的・無意識的に腰痛を警戒するようになります。
「自分は腰痛持ちの人間だ」
という強い思い込みが、自分を守るために腰痛を忘れさせなくするのです。
そうすると、常に「耐えられる程度」の腰痛を感じさせて、
腰痛に対する用心を忘れないように仕向けることがあります。
多くの慢性的な腰痛は、そのような理由が多く、
ギックリ腰から慢性腰痛に移行しやすいのが現状です。
腰痛が慢性であれ急性であれ、事故など心当りがない場合は、
その全てはストレスが原因になっています。
全ての腰痛は、その人が苦しくなってしまう考え方にあります。
当館の感情療法は、その人のものの見方を変化させ、
腰痛にならない思考へと、自然にシフトさせることが可能です。
お悩みの方、ご相談下さい。
身も心も機嫌よく、毎日を送れるようになってくださいね。