「父は凄く頑固なんですよ」 よくある話です。
どうして人の話を聞けないの、とか、分からずや、なんて父親の話をされます。母親も同じですが、特に昭和に多いと感じます。今どきの若いお父さんは、お母さんよりも優しいそうですからね。お子さんからは、そう聞きました。
昭和は「苦労に対する美徳が大きい」と思います。私の亡き父も「俺は苦労しているんだ!」と、とても誇らしげでした。苦労している=偉い、なのです。そして、苦労している人は、威張って良い。そんな雰囲気が、昭和にはあったような気がします。
一方、昭和後期生まれの私には、そうは思えません。私だと、苦労している=要領が悪い、なのです。要領が良ければ、努力は必要でしょうが、その努力は楽しみでもあるのです。事を成している快感は、たまりませんからね。
昭和は長く、変化の時代です。変化が多いと、苦労は大きい。その苦労を大きく感じさせないために、苦労を美徳化したのではないでしょうか。昭和は演歌も、流行りましたよね。
頑固過ぎて、煙たがられる事に、お悩みではありませんか。西宮市の健匠館は、あなたの過去を喜びにし、仲良い生活を実現します。