かなり前に、施術中そう怒って、泣き出した女性がいました。
パニック障害の施術中、言われた言葉でした。
そんな中、「そうではなくて、このように捉えなければ、解決しませんよ」とお伝えすると、先程のように怒られたわけです。
このような例は他にもあり、お困りの症状を治せない時は、ほとんどこのような方々です。
これは「幼い拘りが手放せないため、考え方を変えられない」といった例です。
わかりやすい例として、「椎間板ヘルニア」が挙げられます。
椎間板ヘルニアは40代位が多いようですが、なぜかそれ以降は急激に減ります。
医学的には、老化で椎間板の柔軟性が減り、神経を圧迫して腰痛が起こるという理屈だそうです。
ところが「おかしなこと」に、更に高齢化すると、逆に椎間板ヘルニアによる腰痛は減るのです。
これは「椎間板ヘルニア≠腰痛」を、表しています。
原因に見えるけど、原因ではない訳です。
多くの方で、年齢と共に「悟り」が開かれます。
「昔はストレスだったけど、今考えると、当たり前だよね」という感じです。
年を取って「そんなのどうでも良くなった」という事ですが、そうなれないのは、「それじゃアカンねん!」という幼さです。
「私が思ってるから、そうなの!」とか、「どうして分からないの!」のような、『一生懸命が偉い昭和理屈』です。(別名「おしん病」とも言えます)
変なこだわりを捨て、苦の少ない人生を歩みましょう。
健匠館の願いです。