「どうして私の父は、あれほど怒りっぽいのでしょうか」
先週の施術中、訊かれた質問です。
質問のお父さんは50代の会社員だとの事でした。
あら、私ももうじき50代突入ですから、他人事ではありませんね。
まず第一に、「怒る」というのはどういう時になるのでしょうか。
実は怒るって、「思い通りにならないイライラの爆発」なんです。
例えば「どうしてこんな事するんだ!」みたいな感じでしょうか。
つまり「本当はこうして欲しかったのに」という期待を、裏切られた気持ちが爆発してしまうのが「怒り」なんですね。
例えば
誕生日なのに、ケーキがでなかった
良い結果を期待してたのに、こんな結果だった
などを想像すれば、怒るのも想像しやすいと思います。
では「どうしてこんなに怒るのか」という部分です。
怒りっぽい人は、どんな傾向で爆発しているのでしょうか。
それは「強い期待を裏切られるのが、耐え切れなくて怒る」わけです。
「あれほどワクワクしたのに!」とか、「上手く行ってくれる、はずだったのに!」のような感じですね。
そして期待が強いほど、怒りも強くなります。
期待する側の思いが強いと、「一所懸命期待したのに、私の期待を裏切りやがって!」のようになりやすい訳です。
怒りやすいお父さんは、とにかく真面目に一所懸命で余裕がないのです。
しかも一所懸命すぎると、怒りも強くなります。
私の経験だと、人間が全員丸くなれるのは80歳頃でした。
気が短い方は、お坊さんの修行や、EFTをお勧めしておきます。